失敗しないお墓工事業者選び
このページでは、お墓の建立、お墓工事を初めてする方へ
「良い墓石工事業者を見極めるポイントは?」「お墓をつくったあとに後悔をしないためには?」
という疑問にお答えします。
お墓の建立、墓石工事業者なんて、どこに依頼しても一緒でしょ?
「お墓をつくりたい」
「以前にもまして、最近傾きがひどくなってきたのでお墓のリフォームをしたい」
「お墓が山奥にあり、掃除が年々大変になってきているのでなんとかしたい」
・・・と、これからお墓の建立、墓石工事業者を選ばなくてはいけない。
でも、ホームページを見ても、
「どの会社も同じ見える。」
「違うのは、価格と、社名だけだな。」
そう思われているのは、あなた様だけではありません。
実は10人中8人の方が、お墓の建立、墓石工事業者はどこに頼んでも同じ工事をしてくれると思っています。
その結果、依頼してから
「5年後にお墓の傾きが発生、またつくりなおさなきゃいけないの?」
「工事が始まったら、見積りとは違う追加工事費を請求された」
と、依頼したことを後悔!
一方、
「しっかりと私たちの意見をくんでいただき、満足のいくお墓ができた」
「親戚からも、すばらしいお墓になったわね!お父さんもきっと喜んでるわよ」
と喜びをかみしめるお客様がおります。
お墓の建立、墓石工事で後悔をするお客様、
お墓の建立、墓石工事で安心・満足するお客様。
その運命の分かれ道は、実に簡単なことにあります。お見積り依頼をする前に、ぜひご一読ください。
お墓の建立、墓石工事で後悔をするお客様、満足するお客様
お客様がお墓の建立、墓石工事をして後悔するポイントは、大きく3つにまとまります。
-
(1)数年で傾きが発生再度修正、または作り変え
(余計な出費に公開!)- 原因
- 基礎部分の手抜き工事
-
(2)追加工事を請求されたライフプランが狂う
(これ以上かからないと思っていたのに!)- 原因
- 調査・見積りが簡易的で適当
-
(3)思っていたものとイメージが違う色目、石目が美しくない
- 原因
- 医師に対しての知識が乏しく、建立経験が浅い
なぜ、そのような違いが出るのでしょう?
お墓の建立、墓石工事というのは施工直後の状態は、どこの会社がおこなっても綺麗で施工の良し悪しの判断はつきにくいものです。
時間が数年経たないと、良し悪しの判断ができない。ゆえに、高い金額を払ったのに、またお墓の傾きが発生した・・・と数年してからぼったくられた!と気づくお客様が絶えないのです。
では、どうしたら安心できるお墓の建立、墓石工事業者と出会うことができるのでしょうか。
そのポイントをまとめてみました。
失敗しない業者選び4つのチェック・ポイント
お墓の建立、墓石工事業者の良し悪しを見極めるポイントは大きく5つあります。
見積りを依頼する前、または、訪問した石材店の対応をしっかりチェックしてみてください。
- 調査に時間をかけない!
-
お墓を建てる土地に出向かず、土地の坪数を聞いただけで見積りを算出する業者は、お客様を不安にさせてしまう時点でアウトです!
現地を訪問して周囲の状況(区画されている霊園か、交通の便はどうか、機械は入っていけるかどうか、地盤は固いか緩いかなど)を確認せず、お客様の考えやライフプランを考慮した予算の提案は基本的に不可能です。
そのような状況から算出された作業見積りは妥当な金額とは言えません。 - その日のうちに契約させる!
-
契約するまで帰らないようなお墓の建立、墓石工事業者は、お客様より自分のこと(営業成績)が大事です。
営業ノルマを課せられたお墓の建立、墓石工事業者の営業マンは、家族と相談せずに、玄関先で
「今日、契約してもらえればさらに値引きしますよ!」や
「ここの地域ではあなたがはじめてのお客様なので、モニター価格で安くしますよ!」、
「すでにお墓が傾いているので、すぐに修理をしないと倒壊の可能性が高くなりますよ」
と言うことが決まり文句だったりします。 - 相手を見て値引きをしてくる!
-
よくわからない価格表をもとに、3割引きとか4割引きとかの割引表示をしてくるお墓の建立、墓石工事業者には気をつけてください。
そもそも最初の価格掲示が法外なものだった可能性があるということと、相手を見て値引くため、話の展開で値引き額が大幅に変わることがあります。 - 見積り内容が「一式」と書かれている
-
見積書に「工事費用一式:◯◯◯円」とだけ書かれている場合は注意が必要です。
工事内容が明確ではなく、工事中や工事後に追加費用が発生する場合があります。
悪質な業者は消費者の弱点につけ込んで、中国産の石材を国産石材と偽り販売したり、契約書に複雑な条項を盛り込んだり、あるいは口約束だけで曖昧なままごまかそうとする場合もあります。 - 地震対策をまったくしていない
-
お墓は地震対策をせずに建ててしまうと、震度4程度の地震で倒壊の危険性がでてきます。
地震対策を行わない業者が悪いというわけではなく、せっかくつくったお墓が小さな地震で倒壊してしまっては元も子もありません。
つくった後に後悔しないためにも地震対策の有無、追加費用の有無は確認しておきましょう。
- 調査にしっかりと時間をかける!
-
必ず現地に訪問し、周辺環境の調査、地盤工事の必要性などを確認します。
現場を確認せずに見積りを出した場合は、見積金額より最終金額が高くなったり、作業日数が多くかかったりする場合もありますが、
現地を確認し、しっかりとたてられた見積りは追加請求になることはありません。 - 説明し納得いただけた上で契約する
-
安心できるお墓の建立、墓石工事業者は、価格も数千円とすぐに判断できる日用品のようなものではないため、お客様に強引に契約を差し迫ることは致しません。
ご家族にも同席してもらったり、工事内容だけでなく、工事中の近隣への配慮や、工事期間などをしっかりと説明し、納得していただいた上で契約を行います。 - 相手を見て料金を変えない!
-
どのサービスにも適正価格はありますので、相手を見て料金が大きく変わるということはありません。
更に、はじめから良心的に設定しているので、値引き幅はさほど大きくなかったりします。 - 見積内容が項目別に
詳細に書かれている! -
事前にしっかりと建立場所の調査を現地で行い、土地の状態や周辺環境などを確認している業者であれば、どのような方法がお墓の建立や修理工事が最適かを判断した上で見積書を作成します。
その際、石は何を使用するのか、デザインにかかる費用は、など細かく明記されています。 - 地震対策をおこなっている
-
古い墓石は対策がされていないことが多いですが、最近のお墓は地震対策がされていたり、リフォームを機会に地震対策をされる方も増えてきています。
石の継ぎ目はステンレス製の金具でしっかりと固定し、墓石自体は振動を吸収する免震システムを導入したりしています。
石のみうらの地震対策はこちらをご確認ください>>
以上が、(お客様が)後悔してしまうお墓の建立、墓石工事業者と、安心できるお墓の建立、墓石工事業者のチェックポイントでした。
しかし、もう一つ大事なポイントがあります。それは、「低技能業者」の存在です。
見極めが難しい
「低技能業者」の存在
営業マンは話を聞いてくれるし、強引な売り込みもない。
見積りも理想的だし、このまま申し込んでも良いのでは?!という場合はどなたでもあるはずです。
ただ、お墓の建立、墓石工事の経験や技術が低かったり、そもそも石材店ではなく営業メインの会社だったり、何かあった際にまったくアフターフォローに来ないような・・・つまり、現場責任者や施工者の技量や知識が低いのが「低技能業者」なのです。
そして、低技能業者かどうかは、会社の大きさや知名度にはまったく関係ありません。
お墓の建立、墓石工事サービスをするのに、公的な資格や免許は必要ありません。
仮にあなたが、よし!明日から、お墓の建立、墓石工事のサービスをしよう!と思い立てば、独立してできる仕事なのです。
さらに、誤解を恐れずに言うと、お墓を支えるもっとも重要な基礎部分がお客様の目に入らないため、工事の良し悪しは、3~5年以上経ってからしかわかりません。
手を抜こうと思えばいくらでも手が抜けるのもお墓の建立、墓石工事サービスなのです。
とは言っても、お願いする前に技量そのものを見極めるのは難しいですよね。
では、どうやって見極めたら良いのでしょうか?
「低技能業者」かどうかは、「個人」ではなく「会社の取り組み」で見極めてください。
ここからは、そのポイントをご説明しますので、是非ご参考にしてみてください。
1.お墓の建立、墓石工事を担当する人の経験年数やスキルを聞いてみる
お墓の建立、墓石工事というのは、公的な資格や免許がなくても営業が可能です。
ただ、技術・品質を見定めるのに「一級技能士」という国家資格を保有しているかどうかである程度判断が可能です。
資格は保持するだけでは全く意味がありませんし、この資格があるから信頼できる業者ですよ!といえる訳でもありません。
しかし、受験資格は級数(1級~2級)により異なりますが、1級保持者では実務経験が7年以上、2級保持者でも実務経験が2年以上ないと受講できないため、ある程度の経験年数が必要になります。
「一級技能士」の資格の有無を見ることで、経験をもっているかどうかの基準として使えるのと、お客様に安心をしてもらう基準として資格を取得するという前向きの姿勢も見ることができます。
当社では、「一級技能士」を所持した、現場経験が長いお墓の建立、墓石専門の職人が対応いたします。
当社はお墓工事を建立だけでなく、先祖の供養や、
残された家族のケアも含めてをお墓づくりだと思っています。
お墓づくりは一生に一度あるかないか、私たちとお客様との知識差があって当然です。
お墓だけでなく、先祖供養についての方法、お寺さんの手配、
お墓を移動する場合の手順など幅広い経験と知識を持ってお客様をサポートすることが可能です。
2.「石」に詳しい業者を選ぶ
近年の墓石建立に関しては、石材店だけではなく仏壇を扱うお店や、葬儀会社など異業種でも取り扱いがされるようになりました。
石材店においても、自社で墓石の制作をすることが少なくなり大半の石材店が、石材商社を通じて出来上がった製品を仕入れることが通例となっています。
このため、「石」についての特性を細かく把握していなかったり、細部まで説明できるお店が少なくなっています。
同じ名称の石でも、採石する国や場所によって、品質も価格も異なりますし、同じ石でもお墓の出来上がり時に「色目」や「石目」が違ったりとカタログや写真だけでは判断できない部分も多く存在しています。
また、同じ石でも厚さひとつで、厳格あるお墓になるかどうか、バランスの良いお墓になるかどうかも決まってきます。
お墓の購入の際は、ついつい価格だけに目がいってしまいがちですが、石の種類や特徴により、掃除のしやすさだったり、汚れのつきやすさが違ったりします。
石の長所短所をしっかりと把握し、説明をしっかりとしてくれるお店を選びましょう。
完成時の様子
10年後の様子。
石やけによる「しみ」が目立つようになる石もあります。
石のみうらは建築石材業を中心に事業を開始して創業70年余になります。その後、地域需要に合わせ墓石建立業を開始し、現在にいたります。
これまで1,000件件の墓石を建立させていただき、一般的な石材からニッチな石材まで幅広く経験があります。
当社では、周辺環境やお客様のライフスタイルを考慮し、メンテナンスのしやすさに配慮した石材をご提案させていただいております。
3.「今までにどんなクレームがありましたか?」と聞いてみる
この質問をして「トラブルはない」という答えであれば、ほっとひと安心するかもしれませんが、ちょっと待ってください!
どんな会社・サービスでも、原因は何であれ、長く会社をやっていればトラブルの経験はあるものです。
お恥ずかしい話ですが、当社でもお客様からお叱りをいただくことがありました。
しかし、そのお客様の声を真摯に受け止め、二度と同じ事を起こさないように日々の努力を惜しまないのが、企業のあるべき姿勢です。
ですから、「トラブルがない」ということは、トラブルそのものを隠したいのか、忘れてしまっているのか、あるいは現場経験が少ないからトラブルに遭遇していないだけなのかもしれません。
つまり、お客様や仕事に対する意識が低い、経験値が少ないということになります。
ですから、この質問に対して「とくにトラブルはありません」「トラブルは起こしません」「当社の技術を信用してください」というような答えが返ってきたら、「何か隠しているな」と疑ってみる必要があります。
当社は、お客様からいただいたお声は真摯に受け止め、クレームがあれば早急にスタッフと共有してサービスの改善に向けて動き出します。
最後に、支払い方法についても確認しておきましょう!
契約をする前に、支払い方法に関してもしっかりと確認しておくことが重要です。
支払い方法は一般的に、工事完了後の一括請求、または分割請求という形になります。
業者によっては工事中に突然、「今日は石を入れたから石材料を支払ってください」とその都度作業費用の支払いを求めるところもあります。
急な出費にならないためにも、しっかりとチェックしておくことをオススメしています。
ちなみに当社は工事完了後の一括請求、または分割請求も可能です。